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chronology

植村直己の足跡

植村直己が暮らした板橋区

昭和45年(1970年)5月、植村直己さんは日本人として初めて世界最高峰エベレストの頂上に立ちました。板橋区で暮らし始めたのは、この遠征に出発する前の昭和44年(1969年)の夏のことです。

仲宿商店街から一本奥に入った三畳一間のアパートが最初の住まいでした。家具はトランクと寝袋だけ。冒険から帰ったらまた次の冒険の準備を始め、出かけて行きました。エベレスト登頂をはじめ、北極圏1万2000㎞の走破、北極点単独到達など歴史に残る冒険は、ここ、板橋から出発していったのです。

厳しい自然のなかでたったひとり、人間の可能性に挑戦し続けた植村直己さん。決してあきらめず困難に立ち向かう姿勢と人間味あふれる温かい人柄は、今もたくさんの人に愛されています。

植村直己の生い立ち

植村直己さんは昭和16年(1941年)2月に兵庫県城崎郡国府村(現・豊岡市日高町)上郷の農家に生まれました。
小高い山に囲まれた但馬盆地で、日本海に注ぐ円山川に沿って山陰本線が走っています。
周辺は田んぼが広がる米どころで、減農薬栽培により多様な生き物が生息する田んぼは、野生のコウノトリのえさ場にもなっています。
西に位置する神鍋高原は西日本有数のスキー場として知られており、この豊かな自然のなかで植村さんは育ちました。

高校卒業後は地元の運送会社に就職しますが、自ら東京に転勤を希望。翌年大学受験に挑戦し、明治大学農学部に入学します。同時に山岳部へ入部しますが、そのきっかけは故郷の自然が恋しかったことも一因だったようです。

生まれ故郷にも植村直己さんの記念館があります。豊岡市によって設立された植村直己冒険館は平成6年(1994年)に開館しました。
植村直己冒険館では、北極点単独行・グリーンランド縦断で使用した犬ぞりやテントをはじめ、数々の装備品を展示するほか、単独冒険の「知恵と技術」や植村さんの「人と心」を後世に語り伝える拠点としての活動も行っています。
また、生家の近くには「植村直己ふるさと公園」が整備されています。

植村直己の生い立ち

植村直己の冒険年表

昭和16年 0歳
1941
2月12日 兵庫県城崎郡国府村(現・豊岡市日高町)に生まれる(7人兄弟の末っ子)
昭和35年 19歳
1960
明治大学入学、同時に山岳部入部
昭和39年 23歳
1964
明治大学卒業 移民船(片道切符のみ)でアメリカへ
ぶどう摘みのアルバイトで登山の資金を稼ぐも、労働許可証がないことがわかり国外退去となる
フランスへ向かい、スキー場でアルバイトをはじめる
昭和40年 24歳
1965
未踏峰ゴジュンバ・カン(7646m)に初登頂(明治大学遠征隊)
昭和41年 25歳
1966
モンブラン単独登頂(4807m)
マッターホルン単独登頂(4478m)
ケニア山単独登頂(5199m)
キリマンジャロ単独登頂(5895m)
昭和43年 27歳
1968
フランスのスキー場を離れ南米へ
アンデス山脈エル・プラタ(6503m)
アコンカグア単独登頂(6960m)
無名峰(5700m)に初単独登頂し「明治峰(ピッコ・デ・メイジ)」と命名
アマゾン川6000㎞をイカダで下る 
アラスカ・サンフォード単独登頂(4940m)
マッキンリーの単独登頂を狙ったが許可が下りず、4年半ぶりに帰国
この頃から板橋区仲宿で暮らしはじめる
昭和45年 29歳
1970
世界最高峰エベレスト(8848m)に日本人として初登頂(日本山岳会エベレスト登山隊)
マッキンリー単独登頂(6194m)
【世界初の五大陸最高峰登頂者となる】
昭和46年 30歳
1971
日本列島3000㎞徒歩縦断
昭和47年 31歳
1972
グリーンランド最北の村シオラパルクで暮らす(~1973年)
昭和49年 33歳
1974
北極圏1万2000㎞犬ぞりの旅に出発〈グリーンランド西海岸〉
昭和50年 34歳
1975
~カナダ北西部のケンブリッジ・ベイで越夏
昭和51年 35歳
1976
~アラスカ・コツビューに到達する(北極圏1万2000㎞を走破)
昭和55年 39歳
1980
北極点単独犬ぞり到達【世界初】
グリーンランド3000㎞縦断【世界初】
昭和57年 41歳
1982
南極大陸へ(犬ぞりで南極大陸最高峰に向かい登頂を計画するがフォークランド紛争のため断念)
昭和58年 42歳
1983
ミネソタの野外学校に参加
昭和59年 43歳
1984
厳冬期マッキンリー単独登頂【世界初】
登頂成功を伝える無線交信を最後に消息を絶つ
国民栄誉賞受賞(歴代4人目)
グリーンランド南端の山が「植村峰」と命名される

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