展示案内3階 冒険館 展示室
常設展示
「今も『ここ』にいる植村直己」をコンセプトに、
1. ここ冒険館にいるような存在感
2. ここ「板橋区」だからこその身近さ
3. ここ「現在」から感じる価値
をメインテーマとしています。
展示は、「1. 準備する」「2. 極限に挑む」「3. 次に向かう」を構成とし、冒険の足跡をはじめ、植村さんの人柄がにじみ出た展示となっています。その他、イントロダクションシアターで迫力ある映像をご覧ください。
企画展示
企画展示コーナーではひとつの冒険に焦点を当てた企画展示を年3回開催します。
開催中(6月4日(日)まで)
メモリアル展「山頂に残された旗」
昭和59年(1984年)2月、植村直己さんは世界初の厳冬期単独登頂をめざして北米最高峰マッキンリー(現・デナリ)の登山を開始しました。吹雪に閉じ込められながらも、出発して12日目の2月12日に6194mの山頂に立ちます。この日は43歳の誕生日で、世界初の登頂を達成した記念日にもなりました。しかし、翌日の無線交信を最後に消息を絶ってしまったのです。2回の捜索が行われ、大量の装備と山頂に残された旗が発見・回収されましたが、植村さん自身を見つけることはできませんでした。今年で39年目を迎えます。この展示では、山中で発見された装備をご紹介します。植村さんがこの山に挑みさらにその先を目指していた心意気を、残された品々から感じていただければと思います。
【主な展示品】マッキンリー山中で発見された装備、山頂に残されていた旗[実物]/上映=「植村直己の世界」第5章 最後の交信[19分][*日記は展示しておりません]